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本日、午前中は息子が通う保育園のバザーがあり、息子を保育に預けに行ったり、娘をバザーに連れて行ったり、息子を迎えに行ったりと、なんやかやしつつ、昼から会場へ。
楽しみにしていた、講座を拝聴してまいりました。

講座を受ける前は、いいかげんオヤジと呼ばれる年頃なので、周りが若い人ばかりだったらどうしよう、などと考えてもいましたが、受講者を見回してみて一安心。
確かに若い方が多かったのですが、私と同年代の方もチラホラ。中にはご夫婦と思しき方々も聴講されていらっしゃいました。
人数は3、40人程だったのでしょうか?

で、講座ですが、作家の化野燐が中心になって話されながら、榎村寛之先生が随時補足されながら進められていきました。
今回は水辺のお化けということで、河童などのお話がよく出ていましたが、個人的には馬や牛関連の祭祀から水辺のお化けの元になって言ったのでは、という説についてのお話が非常に興味深かったです。
河童は水辺のお化けの代表格ですので、私も以前からいろいろ論文や書物も読みましたし、本日の講義内容で触れられたあたりは何とか理解していた範囲だったのですが、牛鬼や水辺の馬の怪異は正直なところ勉強不足だったところですので。

西宮市にも高座岩で馬を贄に捧げる話が残っていることは知っていたのですが、その意味するところや他の地域との比較なんて、まだまだ手の及ぶ範囲外でした。
その地域には河童の伝承も残っていますので、今の目線で伝承・郷土史をもう一度読んで見ると面白い見方が出来るやも知れません。この世界は奥が深いと思い知らされました。
同時に、大阪府には随所に牛と水に絡む血なまぐさい伝承があるのは確認しておりましたが、解釈の切り口に悩んでいたところでしたので、これまた楽しみが増えてきています。

講座の最後にはそういった日本の水のお化けとネッシーの関連性について、先生のちょっとした閃きに近い解釈も披露されていました。
これについては…少し判断保留。私は向うの習俗についてあまりに知識が乏しいので、再度今日の話を心に留めつつ「金枝篇」でも読んでみるようにいたします。

先生方、本日はどうもありがとうございました。
また機会があれば聴講に行かせていただきたいと思います。

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妖怪と酒を愛する一男一女の父。
昨今、文献漁りも行っているが、昔の人の書が達筆すぎて苦心中

 

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