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関西で「えべっさん」というと、西宮神社を思い浮かべる人が多かろうと思います。
これは西宮神社がえびす神として蛭子命(ひるこのみこと)を祀る神社の総本山が西宮神社であるためですが、大阪には同じく「えべっさん」としてこれまた有名な今宮戎神社もあります。
実は今宮戎神社の祭神は事代主神(ことしろぬしかみ)であり、同じ「えべっさん」ながら違う神を祀っているのです。
「えびす」というのは様々な意味をもつ言葉で、「えびす」を「戎」や「夷」と書くことは、中央政府が地方の民や東国の者を「えみし」や「えびす」と呼んで、「戎」や「夷」と書いたのと同様で、異邦の者を意味します。
よって外来の神や渡来の神。客神や門客神や蕃神といわれる神として使われる場合もありますし、海からたどり着いたクジラを含む、漂着物を信仰した、漁業の神、寄り神信仰や漂着神を指す場合もあります。
イザナギ、イザナミの子である蛭子命が「えびす」とされるのは、やはりこういう寄り神や漂着神としての側面からでしょう。
大国主命(大黒さん)の子である事代主神(ことしろぬしかみ)の場合は漁業神としての側面でしょう。
記紀神話における国譲りに際して、出雲國三穗(三穗、此云美保)で釣りをしている所に聞きに行け、というくだりがありますし。
ちなみに「えびす」の絵で良く見られる釣竿と鯛を持っているお姿は、こういう漁業神としての側面であるといわれています。
また、「えびす」として少彦名神が祀られるところもあると聞きますが、これは寄り神信仰によるものでしょうか?

そんな多面的な側面を持つ「えびす」を事代主神として祀られている神社の総本山、美保神社とその周辺を紹介したいと思います。



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歌舞伎の創始者として知られる出雲阿国。
その晩年は出雲大社近くに戻り、余生を過ごしたと伝えられていう伝承があります。

IzumoOkuni06.jpg

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出雲方面にやってきたのは、黄泉国に関する伝承地をまわりたかったのは事実なのですが、やはり出雲大社に足を運んでみたかったからなのです。
やはり、日本人ですので一生に一度ぐらいは行ってみたいな、とは前々から思っていたのです。

Izumotaisya03.jpg

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黄泉の国と現世の境に位置する場所として「黄泉比良坂」が有名ですが、神話の国出雲の風土を記録した「出雲風土記」では、「黄泉穴」であるとされています。
この「黄泉穴」として記された場所ではないだろうかと云われているのが出雲市にある「猪目洞窟」です。

Inomedoukutsu11.jpg

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前々から行ってみたかった場所、黄泉比良坂のご紹介です。

Yomotsuhirasaka10.jpg

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黒猫
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自己紹介:
妖怪と酒を愛する一男一女の父。
昨今、文献漁りも行っているが、昔の人の書が達筆すぎて苦心中

 

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