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ヤマタノオロチの伝承地、三箇所目は雲南市にある八本杉です。

hachihonsugi06.jpg


現地案内板によると、

八本杉の由来

 出雲神話での主役はなんといっても須佐之男命と八岐大蛇であるが、この八本杉はその古戦場で、古事記にのっている八岐大蛇退治の物語には、須佐之男命がからだが一つで頭が八つ、尾が八つの大蛇を退治し、その八つの蛇頭を、この地に埋めて記念に八本の杉を植えられたところから、八本杉の名が起こったという。


とされています。

さて、現地の様子はと訪ねてみました。

hachihonsugi01.jpg hachihonsugi02.jpg
(左) 全体を少しはなれた所から。 住宅街の真ん中にありますが、この杉が良く目立ちますので離れたところからでも容易に見つけることが出来ました。
(右) 入り口

hachihonsugi03.jpg
入り口右手に立てられていた現地案内板。内容は上に書いたとおりです。

hachihonsugi04.jpg hachihonsugi05.jpg
また、敷地に入って左手にも金属製の案内板がありました。

八俣大蛇伝説由縁の地

八本杉

須佐之男命は八俣の大蛇を退治し、再び生き返って、人々に危害を与えないように、八つの頭をこの地に埋め、その上に杉を植えられた場所です。そして「我たのむ人を恵みの杉植えて、八重垣かこむ守る末の代」と詩を詠まれた地です。


同じ敷地内にある案内板でも、ヤマタノオロチの表記が違うので困ったものです。

そして八本杉の石碑
hachihonsugi06.jpg

調べてみた所、この地は長い年月の間幾度も斐伊川の氾濫によって流されてしまっているそうです。
その都度杉が捕植されているようで、現在の杉も明治六年(1873年)に植えられたものといわれているそうです。

大蛇の首が埋まっていたとしても、流失してしまっているのでしょうね。


<<関連エントリー>>
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八本杉
場所:島根県雲南市木次町里方


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昨今、文献漁りも行っているが、昔の人の書が達筆すぎて苦心中

 

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