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関西で「えべっさん」というと、西宮神社を思い浮かべる人が多かろうと思います。
これは西宮神社がえびす神として蛭子命(ひるこのみこと)を祀る神社の総本山が西宮神社であるためですが、大阪には同じく「えべっさん」としてこれまた有名な今宮戎神社もあります。
実は今宮戎神社の祭神は事代主神(ことしろぬしかみ)であり、同じ「えべっさん」ながら違う神を祀っているのです。
「えびす」というのは様々な意味をもつ言葉で、「えびす」を「戎」や「夷」と書くことは、中央政府が地方の民や東国の者を「えみし」や「えびす」と呼んで、「戎」や「夷」と書いたのと同様で、異邦の者を意味します。
よって外来の神や渡来の神。客神や門客神や蕃神といわれる神として使われる場合もありますし、海からたどり着いたクジラを含む、漂着物を信仰した、漁業の神、寄り神信仰や漂着神を指す場合もあります。
イザナギ、イザナミの子である蛭子命が「えびす」とされるのは、やはりこういう寄り神や漂着神としての側面からでしょう。
大国主命(大黒さん)の子である事代主神(ことしろぬしかみ)の場合は漁業神としての側面でしょう。
記紀神話における国譲りに際して、出雲國三穗(三穗、此云美保)で釣りをしている所に聞きに行け、というくだりがありますし。
ちなみに「えびす」の絵で良く見られる釣竿と鯛を持っているお姿は、こういう漁業神としての側面であるといわれています。
また、「えびす」として少彦名神が祀られるところもあると聞きますが、これは寄り神信仰によるものでしょうか?

そんな多面的な側面を持つ「えびす」を事代主神として祀られている神社の総本山、美保神社とその周辺を紹介したいと思います。



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綱引神事-難波八阪神社-

大阪市という日本有数の大都市の中心部で、年頭恒例の神事として行われている行事に難波八阪神社で執り行なわれている綱引神事というものがあります。
遊戯や競技として「綱引き」は日本全国はおろか世界各地にあるのでしょうが、こちらの綱引神事は文献上でも江戸時代から執り行なわれていた事が確認できる歴史のあるものです。

黒猫の自宅からは自転車で行ける距離という事もあり、ちょっと覘きに行って来ました。



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全国に約3万社あるといわれている稲荷神社、その総本山が京都市伏見区にある伏見稲荷大社です。



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御結鎮神事-住吉大社-

2014年1月13日、住吉大社でこの日に御結鎮神事(みけちしんじ)が行われるとのことで、初詣もかねて足を運んできました。



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大江山鬼嶽稲荷神社で雲海を楽しんだ帰路、新童子橋はこちら、と書かれた看板を見かけたもので、特に行き先を決めずに旅を楽しんでいた黒猫とその家族は名前に惹かれたので車を止め、そちらに足を運んでみた時に見つけたのがこちらの美多良志(みたらし)荒神です。
下調べも全くしていなかったのですが鬼に関する神社に思わず出会うことが出来、非常に幸運でした。



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プロフィール

HN:
黒猫
性別:
男性
趣味:
自己紹介:
妖怪と酒を愛する一男一女の父。
昨今、文献漁りも行っているが、昔の人の書が達筆すぎて苦心中

 

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