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大阪市内に棲む黒猫が、大阪近辺の妖怪や民話の伝わる土地を訪ね歩いた記録です。 ツイッターで更新のお知らせをできるようにしています。 @youkai_kuroneko
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こういう伝承地を訪ねるときには良くあるのですが案内によると「交野市星田7丁目」という事なのですが、建物ではないので細かな住所が分かりません。
後は現地へ行って足でその場所を探し回っているのですが、郊外だと○丁目という地域だけでも結構な広さがあります。
今回も少し歩き回りました…しかし何となく以前と比べるとそういった時に探し回る距離、時間が短縮されているような気がします。
そういった場所を探し回る嗅覚というか、感が良くなっているのでしょうか。
単に楽しんで歩き回っているので時間がたつ感覚が短くなっているだけ、というのが最も正解のような気もしますが^^
(左) 道路脇の公園に一際目を引く星型のオブジェが。
(右) 公園から道路を挟んだ住宅地内の林(森というには…)が今回の目的地の星の森
(左) 道路から少し入り込んだところにあります。車だと見つけにくいのではないかと思います。
(右) 交野八景 星の森寒月 とある案内板です。
星の森。
以前は森だったのでしょうが、現在では森というには少し寂しい気がします。
そしてこちらが祀られている磐座です。
由緒書がありました。
星ノ森之宮 由緒
伝説によると星ノ森は人皇五十二代嵯峨天皇の御代弘仁年間西紀八百十年頃、高僧弘法大師が普見山獅子窟寺の岩屋にて仏眼尊の秘法を修し玉へる時七曜星を祀られ北辰妙見大悲菩薩と崇め妙見山竜降院と称し給ひ天下泰平国家擁護の礼状と敬われたと伝えられる。
この森も妙見山光林寺と同じじ七曜星を祀る霊場なれど爾来千百余年の永き年月を、伝説のまま放置され今日に至りたるを今度聖地を整備し後世に永く保存致す事となれり聖地の中央に石塚を築き御神体として崇めし五箇の石の内小さい石四箇を塚の中に納め大きい石を石塚の上に神の磐座として据置き奉る森の四方に玉垣を廻らし参道をコンクリートにて造り固めたり、名称を星ノ森之宮と称え奉る。
交野星田の降星伝説のそれぞれの伝承地に祀られている磐座は、小松神社(星田妙見宮)に二つ、光林寺に一つ、そしてこの星の森に五つの計八つ。
星田神社の拝殿の垂れ幕に描かれている北斗七星には八つ目の補星が描かれていますので、昔は北斗七星は八つの星で構成されていると考えられていたのかもしれません。
そして降ってきた星も三箇所にわかれて八つ。
そんなことで七曜の星の降臨と考えられたのかもしれませんね。
<<関連エントリー>>
降星伝説-小松神社(星田妙見宮)-
星の森
場所:大阪府交野市星田7丁目