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大阪市内に棲む黒猫が、大阪近辺の妖怪や民話の伝わる土地を訪ね歩いた記録です。 ツイッターで更新のお知らせをできるようにしています。 @youkai_kuroneko
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大阪伝承地誌集成にも同様の記述を見る事ができます。
沢上江村(かすがえむら)(都島本通・中通・南通等)に鬼女が現れ、村人たちを悩ませる。
夜中に妙齢の美女がシクシク泣いているので、同情して声をかけると、お腹が痛いとか、足が痛くて動けないという。
やむなくおぶって連れ帰る途中正体を現し、毛むくじゃらの手で首を締めあげ、首筋に牙をたてる。
恐れて外出しないと女房や娘に化けて、家の中にまで入りこむ。
どうすることもできなかったが、北面の武士橘某が苦労を重ねてついに退治し、村人たちは救われた。
鬼女の棲家は、都島神社あたりにあった繁茂する榎の大樹だったという。
-大阪伝承地誌集成 沢上江の鬼女より-
早速行ってきました。
都島神社の注連縄と鳥居
社殿
旧社殿は戦災にあい消失したとのこと。
現在の社殿は1949年再建されたもの。
大阪府の文化財及び重要美術品に指定されている石塔
都島区役所前の案内。
鬼女については触れられていません。
都島神社
場所:大阪府大阪市都島区都島本通1丁目5