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竜-龍光寺-

民話「落ちてきた竜」の伝承地、その二箇所目、龍光寺跡を紹介いたします。

Ryuukouji01.jpg
 


「落ちてきた竜」の民話の概要については、

竜-権現滝-

を見ていただければと思います。

ここは民話の語るところの、引き裂かれた若い竜の頭が落ちてきた場所である、とされている場所です。
とはいえ、地図にも一応載っているものの、実際に訊ねてみると境内の片隅に仮の堂が立てられているのみという非常に淋しい状態となっていました。

Ryuukouji01.jpg
道路に面した入り口。
「龍光寺」と立派な石碑は立っているのですが・・・

Ryuukouji02.jpg Ryuukouji04.jpg
境内入り口近くに地蔵等がありました

Ryuukouji05.jpg Ryuukouji03.jpg
地蔵尊とその現地案内板

市指定文化財=第三号=
石造地蔵菩薩立像

当地蔵尊は、幅六十五センチ・高さ百二十八センチ大の舟型光背石に、身丈八十五センチの半肉彫である。向かって左端に「延徳二庚戌三月」と銘がある。(延徳二年は1490年)この地蔵尊も右手に錫杖、左手に宝珠をもつ一般的な形であるが、本市で一番古く当時の民間信仰を知る上で貴重な尊像である。その頃は、戦国武将による覇権争いと共に土一揆が頻繁におこっていた。また一方では、仏教色の濃い東山文化の時代である時は戦乱の世、地蔵尊は延命を本旨としつつも死後の守り仏として、また、神仏習合により、防疫神として民衆の間に根をおろしはじめた。この延徳年間は土一揆に代表される民衆の台頭期にあたり、協同心に支えられながら当地に建立されたものであろう。

昭和五十八年七月
大東市教育委員会
 

Ryuukouji06.jpg
仮の堂と思しきもの。かなり淋しい状態です。


龍光寺
場所:大阪府大東市寺川

より大きな地図で 大阪近郊妖怪・伝承地図 を表示

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妖怪と酒を愛する一男一女の父。
昨今、文献漁りも行っているが、昔の人の書が達筆すぎて苦心中

 

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