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大阪市内に棲む黒猫が、大阪近辺の妖怪や民話の伝わる土地を訪ね歩いた記録です。 ツイッターで更新のお知らせをできるようにしています。 @youkai_kuroneko
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榎木大明神の脇に「榎木大明神の栞」というものが掲示されていましたので、言い伝え部分を抜粋します。
御神体
白蛇(通称 巳(みぃ)さん) 大正時代には正一位稲荷大明神と称せられたこともありました。
新しい鳥居及び囲いは、1987年(昭和62年)に近くの住民並びに信者の浄財により大修復し、その都度改装に努めております。
御神樹
槐(エンジュ) 樹齢は670年になります。
1988年(昭和63年)に枯れる寸前を、大阪市役所の援助で(故)山野忠彦樹医さんにより延命施術がなされました。
今や元通り、すくすくと成育することになりました。
この時、山野樹医さんから「樹齢は650年で樹木は榎木ではなく、「槐」エンジュの樹である」と鑑定されたのでした。
言い伝え
①大阪市は道路都市計画上、 昔から幾度も伐採を試みられたが、 常に伐採をした者は不慮の事故が生じるので断念されたとの事です。(どうしても大明神のお怒りにふれるのです!)
②1945年3月(昭和20年)の大阪大空襲の際、この大明神より東側一帯は類焼を免れました。 当時、町住民による消防自警活動のご努力もございましたが、今なお不思議なことであると語り伝えられています。
③大祭は4月に入って挙行すれば、信者に事故が起こると言い伝えられておりますので、毎年春彼岸前後に箔美会員により挙行されています。
坂の下から
榎木大明神のしおり
榎木大明神の由来
書いてあることはしおりと大差有りませんでした。
榎木大明神を正面から
榎木大明神
場所:大阪市中央区安堂寺町2丁目3