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大阪市内に棲む黒猫が、大阪近辺の妖怪や民話の伝わる土地を訪ね歩いた記録です。 ツイッターで更新のお知らせをできるようにしています。 @youkai_kuroneko
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由来としては、大阪冬の陣のとき、真田幸村がこの土地に陣所を構えたが、霊験ありとして信仰を集めていた榎木のご神木に、鎌を打ちつけ、鎌八幡大菩薩と称して祈念したところ、大いに活躍する事が出来たので、それ以降、悪縁断ちの霊験確かなご神木として信仰を集めたとされています。
そして、その由来ゆえ、この寺では悪縁断ちの祈祷を行う際、鎌をご神木に打ち込みながら行うようになって行ったようです。
よって、こちらのご神木には打ち込まれた無数の鎌があり、異様な雰囲気を醸し出しているのですが・・・やはり信仰の場ということで、境内全域の写真撮影を禁止されており、現在はご神木の様子を写すことが出来ません。
そこで他の方の写された写真でもご覧になっていただければ。
Google画像検索「鎌八幡」
また、外からでもご神木に打ち込まれた鎌の一部は眼に入ります。
ご神木の部分をアップにしたのがこちら↓
鎌が打ち込まれているのが、外からでも分かります。
知らずに通りがかると、吃驚するでしょうね。
縁切り、悪縁断ちとはいえ、人の負の思いというものも感じずにはいられない場所です。
そういう負の思いでも、こういった信仰により昇華されると良いですね。
円珠庵
場所:大阪市天王寺区空清町4-2
公式ホームページ